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突然大きく息を吸い込んだかと思ったらそう叫んだ彼女。 そしてその海を眺めながら冷静に言う私。 「……見ればわかる」 誰がどうみても海だ。Seaだ。 言い返してきた彼女。 「だって澪!海だぞ海!海を見たら叫びたくなるだろ!?」 「いや、別に」 …でもそう言われるとちょっと叫んでみたいかもしれない。 「なんだよー、みーおー、一緒に叫ぼうよー」 潮の香りがする風が私と彼女の髪を揺らした。 「…私はいい」 ちぇっ。じゃあいいよ、私一人でもっかいやるから そう言って彼女はまた息を大きく吸い込んだ。 スゥーー… 「「海だぁぁあああ!!」」 つい私もやってしまった。 ああ、やっぱり。 数秒の驚きの表情の後、彼女の顔にはニターッとした人を小馬鹿にした笑みが張り付いていた。 「あ~れ~?澪しゃんは別にやりたくなかったんじゃなかったっけ~?」 「…気が変わった」 「またまた~強がっちゃって~! なんだよやりたいならやりたいって言~え~よ~。私寂しかったぞ?」 「う、うるさい!というか何で海なんだ!まだ五月だろ!?」 喋り方と表情にイラッとした私は話を逸らし、今日は何故こんなとこに連れてきたのかという理由を聞こうとした。 彼女には何も聞かされず家から引っ張り出され、切符を買わされ、電車に乗せられ、駅からここまで歩かせられた。 彼女は真面目な表情になり海に来た理由ではなく質問を私に返してきた。 「…澪、今日が何の日か知ってるか…?」 今日…?五月八日か…確か朝、テレビで観たのは… 「世界赤十字デー?」 「ちがーう!んなわけあるか!何の日なんだよ!」 こっちが聞きたい。今日は何の日なんだ。 私も彼女も誕生日は五月とは無縁だ。 他に思い当たる人物もいない。 答えの見当もつかない私に彼女は溜息をついた。 「…ハァ…今日はゴールデンウイークの最終日だろ?」 「なんだそんなことか…」 もっとちゃんとした答えを期待していた。 「そんなことってなんだよ!連休今日で終わっちゃうんだぞ!?」 「だからそれがどうしたんだ。連休最終日と海になんの関係がある」 私がそういうと彼女は顔を下に向けて黙ってしまった。 ちょっと今の言い方はキツかっただろうか… 「………思い出作りだよ」 「思い出作り?」 ちょっと拗ねた声で海に来た理由をやっと明かした彼女。そして聞き返す私。 「…だ、だって今年はあんまりみんなと遊びに行けなかっただろ?」 「練習もしてないな」 「と、とにかく!高校生活は今年で最後なんだぞ!」 「まあ確かにそうだな…」 思い出作りなんて事を彼女が考えていたなんてちょっと意外だ。 彼女の言う通り私たちの高校生活は今年で最後。 運動部の子たちは夏頃にはみんな引退だし、私たちだって文化祭が終わったら引退なんだろう。 「でも思い出作りなら今日は他の皆も誘えば良かったんじゃないか?」 「ま、まあそうなんだけど… 今日は澪と二人で来たかったの!」 ……今日の彼女は何を考えているのかいつも以上によくわからない。 私と来たかった…? 「でもやっぱりみんなと来た方が良かったろ」 「いいのっ!今年はやっと澪とおんなじクラスになれたわけだし。 それに他のみんなとはどうせ夏合宿でまた海に行くからさ!」 「それでいいのか?」 考えているんだか何も考えていないんだか… 「いいんだよ!ほら澪!あの夕日に向かってダッシュだ!」 彼女はそう言って私の肩を叩き、まだまだ空高く昇っている太陽に向けて指を指した。 今日も彼女は元気なようだ。 「まだ夕日じゃないぞ」 「行くぞ澪!」 そう言うと本当に走り出した。 私の言葉は聞いていないようだ。 私も砂浜の上の彼女の後ろ姿を追いかけようとする。 って、あれ?もうあんな遠くにいる。 「ま、待って!置いてくな!り~つ~!!」 *** 突然走り出した時と同じように、彼女は突然立ち止まって私を待っていた。 横髪が汗で顔にくっついている。 「ハァ…ハァ…ったく…なんでいきなり走り出すんだよ……」 私たち以外誰もいない砂浜。 そしてそこで肩で息をしている私。 「だってさ夕日を見たら走りたくなるだろ?」 海を見たら叫びたくなるの次はこれか。 「別にならない!っていうかまだ夕日じゃない!」 「怒るなよ澪」 「べ、別に怒ってるわけじゃ…」 つい怒鳴ってしまったが怒っているわけじゃない。本当だ。 彼女だけにはどうも強くでてしまう。 「本当かぁ?溜め込むのはお肌に悪いぞ澪」 言いながら彼女は履いていた靴と靴下を脱いでいた。 「ほら、澪も脱げよ。海入ろうぜ」 「いや、私もお前も水着持ってきてないだろ?」 それに五月の海は泳ぐにはむいていないだろう。 「誰も泳ごうだなんて言ってないだろ。歩くだけだよ」 ズボンの裾を捲り上げつつ彼女はそう言った。 「なんだ、そういうことか」 私も彼女に倣って裸足になった。 *** 砂を踏みしめる感触が気持ちいい。 最近元気になってきた太陽の暑さと走った時に身体に溜まった熱が足下から五月の海に流れ出す。 海面は太陽の光が反射してキラキラしている。 素敵な景色だなと思っていると彼女が声をかけてきた。 「なあ、最近どう?」 「まあぼちぼち…かな」 こういう問いかけにはなんて答えるのがいいのだろう。 新学期になって一ヶ月程度。 別段変わったことはないのでとりあえずこう答える。 「そうか…なら良かった」 何が良かったんだろう。 脱いだ靴を手に持って彼女と二人で海岸沿いを歩く。 歩きながら波の音に耳をすませていると前を歩く彼女が私の方を振り返らずに言った。 「私達って今年三年生じゃん?」 「まあそうだな」 「だから私らもうすぐ卒業じゃん?」 「…そうだな」 今まであまり卒業のことなんて考えないようにしていたが彼女の方からこの話題を出してくるとは。 「…私らが引退して卒業したら梓は一人になっちゃうんだよな」 ……… 私は黙ってしまった。 私だって来年の軽音部の事を考えた事がないわけじゃない。 三年生の私たちがいなくなったらあの部室に一人になってしまう後輩。 「梓のために私たち何ができるんだろうって、最近ずっと悩んでてさ」 そう言って彼女は水平線の方を見た。 その横顔は弱々しくて、なんだかとっても彼女らしくない。 彼女がそんな事を悩んでいたなんて。 一番近くにいるつもりだったが気がつかなかった。 ここは私が何か言わなくちゃいけない。 一人で悩んでいた彼女の力になりたい。 私は立ち止まって彼女の背中に向かって言った。 「まだ時間はあるさ!!」 つい声が大きくなった。 「え?」 突然大声を上げた私に、驚いた表情で振り向いた彼女。 「そうだよ…まだ時間はあるじゃないか…だからさ、ゆっくり考えよう?私たちみんなでさ!」 前半部分は彼女というよりは自分に言いきかせているような言葉だ。 彼女はそれに少し考えるような表情をしてから彼女も大声で私に言い返した。 「……ああ、そうだな!!」 負けじとより大きな声で叫ぶ私。 「絶対成功させよう!!文化祭!!」 とにかく梓の為にも私たちの為にも… 「ああ、そうだな!!」 そう言った彼女の顔は明るかった。 やっぱり彼女に悩み事は似合わない。 そう思いながら彼女に歩み寄る。 「いきなりどうしたんだよ、澪らしくない」 彼女に追いついたところで彼女が言う。 私にもよくわからない。なんでだろう。 「海だから……かな?」 「どういう事だよそれ」 そう言って彼女はケラケラと笑った。 私もつられて笑う。 2
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-系? アイテム名(フリガナ); 【分類区分】 [#icf9d536] 基本性能 [#x179da0d] アイテム名 【分類区分】 価値 - 攻撃力 - 命中補正 - 重量 - 防御力 - 回避補正 - 容量 - 耐久度 - 物理耐性 - 鍛錬 0/15 耐久性 100% 妖術耐性 - 装備区分 ?術系武器 必要Lv 装備可能 侍僧神陰忍鍛薬 Lv-以上 付与効果 生命力 ---- 腕力 ---- 土属性 ---- 気合 ---- 耐久力 ---- 水属性 ---- 器用さ ---- 火属性 ---- 特殊効果 妖力 知力 ---- 風属性 ---- ---- ---- 魅力 ---- 付与枠 -個 生産可能職 [#i91379dc] 職業 技能 職業名? 必要技能名? 価格 [#be7f6184] 買値 売値 --文 --文 材料 [#ob62c00b] 必要技能名?参照 ドロップ情報 [#za0b063c] 地域?のNPC名? 備考 [#i9251d5a] 名前 コメント
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無料App 「ロボットやめたい」についてのwikiです 開発:COCOSOLA Inc. 発売日:2013年11月20日 カテゴリ:Appゲーム 説明 ロボットやめたい 人間になりたい 形だけでも変わりたい 姿だけでも人間になりたい 人間と仲良くなりたい みんなで協力すれば ロボットはきっと人間になれるはず 人間の生活はどうですか
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わあああ image()
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ルームメイト脱却 5 「ん・・・はぁっ・・・」 寝室に入ってベットに山田が倒れ込んだ瞬間、理性は飛んだ 嬉しいじゃないか 嫌われていた、いやそれよりも彼女が自分の事を何とも思っていないと思っていた。 なのに、お前は俺を好きという 嬉しいじゃないか 何を躊躇う必要がある? この行為もちゃんと了承の上で。 本当に、嬉しいじゃないか 「奈緒子・・」 口づける。唇の感触は確かにある。ほのかに温かい 夢なんかじゃない。これは現実だ。 口づけたまま、舌を絡ませながら ツツーと手を体に這わせる。薄いTシャツ越しから直に体温を感じる。 小さな膨らみを布越しに触ってみる 「ンッ・・・」 口の端から声が漏れている。妙に水分を含んでいてそれだけでくらくらする 両手を服の下に差し込んで脱がせにかかる。 「や、・・・あんまり見ないでください・・」 山田が顔を逸らす。その顔は紅潮してる。 服の下の裸体は綺麗だった。こんなに細かったのか。さっきも見たけれど そして所々、首筋が赤く染まっている。 またそこに口づけて、きつく吸ったりして 首筋以外にも。鎖骨にも、胸の谷間にも 「・・ッ・・」 胸の中心部に手を当てて、ゆっくりと揉む。小さいが柔らかい。 まぁこれから大きくしていけばいいだろう。時間はある、なんたって一緒に暮らしてるのだから! 口を左胸に持っていく 「ッ!・・・」 じっくりと丁寧に 舐めた 桃色に染まったそれは次第に尖って来ていた。 口で含んで、舌でなぞる 周りから徐徐に尖った中心部まで 少ししょっぱい。 口の中でころころと転がす 「・・ッ、あ・・ッ・・・」 中心部をやや丹念に舐めると山田の声も上がる。それが余計興奮を促す 片方の胸を揉んでいた右手を下腹部に持っていく。 「んッ・・・」 スカートに手を突っ込んだ。そのまま捲る スカートの裾もまくり上げる。 口を乳房から離した。唾液で糸が引く 「おお・・・」 スカートの下を見てやはり感嘆をあげる すらりとした細い足。そそる。 山田は恥ずかしそうに顔を逸らしてくねって体を投げ出している。 色っぽいと思った。どんな女性よりも。 襲いたい、貪りつくしたい。もっと。もっと。今よりも スカートのホックも外して脱がした。 彼女は今、下着一枚という姿である。 足、太ももに顔を埋めた 「ん、・・んぅっ・・・!」 太ももの内側に何度も口付けする。赤い痕を付けていく。 そして段々一番敏感な部分へ じっと、見てみるともうそこは充分湿っていた。 布が一部分濡れている ふっ、と息を吹きかけてみた。 「んッ!」 やっぱり此処が一番刺激が強いのだろう 布越しに人差し指でなぞってみる。 「やッ・・」 円を書いてみる 「ああッ・・!」 今度は縦になぞってみる 「・・んあぁ・・」 面白い。 「・・・もう、びしょびしょじゃないか」 息を吹きかけながら指でなぞりながら言ってみる 「や、そッ、 れ はぁあんッ 言わないで くださ・・・んッ!」 指が突起に当たった。これは・・そうか。これが。 くっくっく、と喉の奥で笑いたくなる。 突起に指を当ててぐりぐり弄る 「や、なんか・・そこ、 へんッ・・・!」 彼女はもう息絶え絶えだ。 そっとそこに口付けして 最後まで身につけていた下着も剥ぐ 生でそこを見た。少しグロテスクだ。 今までモザイク越し、薄消しの映像で見たことはあったが リアルで見たのは初めてだ。 濡れているのが生々しく分かった。 そこにまた口を付けて 舐めてみる。 「んあぁっぁ・・・やぁ・・!汚・・・いっ・・・!」 そんな言葉とは裏腹に彼女の中から愛液がどろりと零れだしている。次から次に。 総て舐め取ってしまいたい。夢中で口づける。 ぴちゃぴちゃ、と水音がする 「んんっ・・・!・・・だ、だめぇ・・ッ・・」 じゅるじゅると吸う。溢れて来ている。 さっき発見した突起にも口づけて、舌を尖らせて舐める。 「・・・あ、ああんッ」 こんな声も出るのか。 レロレロと表現するぐらい舐めて舐めて舐め倒す。 その度に声が上がる、 一旦口を外して改めて見直した。 ・・・膣内はやや狭い気がする・・・入るだろうか。 指を一本差し込んでみた。 「ふぁッ・・い痛ッ・・・」 「痛いか」 指をゆっくり差し込んで、抜いてみる。そしてまた差し込んで 酷く締め付けてくる。 「指を千切る気か?君は」 「う、ウルサイ・・・!」 からかうと威勢の良い声が返ってくる。 指を2本にしてみる。ズブリ 「あッ・・・!」 最初に比べたら広がってくるだろう。相変わらず狭く締め付けてくるけれど 指を出し入れするスピードを早くした。 厭らしい水音がする 「ああっ、ああん!ああ・・・」 それに合わせて声も上がる。 俺自身の息も荒い。もう限界は近い。 ズボンの下はぱんぱんに膨らんでいる。 入るだろうか、取りあえずやってみるしかない。 「ゆ、youは処女か?」 「う、うる・・・ああんッ・・・!あ、当たり前で・・・っ」 にやりと笑う。(でもそうじゃなかったらかなり落ち込んでいただろう。) 「じゃあ、入れるぞ・・・いいな?」 山田は何度も頷いた。 ごそごそ、 ズボンを脱いで穿いているブリーフも脱いでモノを取り出す。 それはもう完璧に反り立っている ぐい、と今まで指を入れていて少し道が出来た穴に先端部分を当て、ゆっくりと侵入していく。 ぐいぐいとゆっくりゆっくりと進んでいく 「お、おおき・・・ッ・・・き、きつっ・・」 「仕方ないだろう。それは・・・」 さっきまで充分湿らしたからか、愛液の所為で滑らかにモノは入っていく。 それでも中は酷く締め付けてくる。 息がつい漏れる 軽く壁に当たった。 「you・・・いいか?」 そこで止まり、ただ顔を見つめる 彼女はもう涙目だ。でも痛いのはきっとこれからだろう。 膜を破るのだから 「い、いいです」 熱の篭もった視線が俺を下から見上げる。愛しい、愛しすぎる 彼女の体に被さって、抱きしめて、口づけて 一気に入れた 「はぁッ・・痛いっ・・・・!!」 肩に回された手が、俺の背中に爪を立てる。相当な力だ。それだけ痛いのだろう 彼女はぼろぼろと涙を流す。 罪悪感が少し生まれる。 それでもこんなところでやめたくなかった。実際山田の腕はしっかりと俺にしがみついている。 やめるわけにもいかない。 「大丈夫か」 「・・・ん・・はい・・・大丈夫です」 「痛いだろう」 「それは・・・でも、大丈夫です・・・」 「すまない」 「べ、べつにいい・・・ですッ・・だって上田さん、こうしたかったんだ、ろ・・・ だから、いい・・んです・・」 愛しい、いじらしい、幸せだ そんな言葉が脳内でぐるぐると回る 「・・このあと・・動く・・んですよね」 「ああ」 「もう、大丈夫・・・ですからっ・・・」 泣いて赤くなった目が俺を真っ直ぐに見た 悪い、と呟いた 彼女の腕の力が緩くなる 腰を浮かした そして膣から一気に引いて また 差し込んだ 「んはぁっ!」 甘い声、脳にダイレクトで伝わる快感、病み付きになるようで 抜いて また差し込んで 徐徐にペースを上げる 「奈緒子・・ッ」 「はぁんっ・・・!」 抜いて差して差して抜いて 腰の動きが早くなる早くなる早くなる 理性も欲も総てタカが外れたみたいで もう無我夢中で なにがなんだか分からなくて ただ快感に身を任せて 愛しさで溢れきって 抱いて抱いて、抱いて 快楽はすぐそこだ 次第に中もスムーズに動き始めている 汗が肌を纏わりつく 口付けをする、強く抱きしめる 腰を動かす 何度も何度も 「う、うえださ・・・んっ・・」 「なお、こ・・っ」 パンパン、と音が聞こえたような気がした 快楽は高まって高まって極限まで、高まって そして達した。 抱いていた彼女の体も弓なりに反ってそして力が抜けた 体がだるい。ものすごい疲労感だ 中から引き抜く。 とろ、と中から白く濁ったものと透明な液体が溢れてくる そのまま肩で息をして荒い息を吐く奈緒子の横に倒れ込んだ 体に汗で纏わりつくシャツが気持ち悪い。それでも達成感、幸福感はある。満たされていると思った。 「・・・ゆぅ、・・・you・・・」 うわごとのように呟く 「・・な、んですか」 「・・・もう大丈夫か」 「・・ま、 まだ痛いです・・・けど」 「・・けど?」 「・・・つ かれました」 「・・ああ・・・それは俺もだ」 「・・・you」 「・・・はい」 「・・そ その良かったのか?俺で」 「・・・う上田さん意外には抱かれたく・・・ないですよ う 上田だから! ・・・いいんです・・・」 不覚にも泣きそうになった。鼻の奥がツーンとする もう、なんとこの感情をなんと表せればいいのだろう。 愛しい恋しい・・多分そこらへんなんだろう 離したくない愛してる・・その通りだ まぁそれもゆっくりと考えればいいだろう。だって暮らしているのだから一緒に!幸せだ! 「・・・ああ、そういえば・・」 「・・・なんですか」 「・・ヒニン、しなかったな・・・すまん」 「・・ああ、別に・・・いいですよ」 「・・・なんで」 「・・・だってこれからも一緒に暮らすじゃないですか 別に、いいですよね・・・貴方なら堕ろせなんて言わないでしょ」 「当たり前だ!」 くすくすと奈緒子が笑う 「・・・だから、いいんですってば。」 「そうか。愛してる」 「・・私もですよ・・・とりあえず」 「・・何だ?」 「・・・シャワー浴びません?あ、あと牛乳も飲みたいです」 「そうだな、浴びたら買いに行くか」 「はい。一緒に行きます」 END
https://w.atwiki.jp/83452/pages/15081.html
梓「……あの!」 唯「……なに」 梓「わ……私、唯先輩に……何か怒らせるような事したでしょうか……?」 恐らく、あずにゃんが精一杯勇気を搾り出して喋った言葉。 唯「……中野さん」 梓「……はい」 唯「……言いたいこと、あったんじゃん」 梓「え……あっ……」 唯「嘘ついてたんだ……最低だね」 そんな言葉に、最低の返しをした。 違う。 嘘をついてるのは、私だ。 最低なのも、私なんだ。 梓「あ……う……ごめんなさい」ジワッ なのに、あずにゃんは、泣く。 自分が悪いんだって、思ってしまう。 唯「まぁいいよ、あずにゃんが私をを怒らせることだっけ?」 ……あっ、 あせって喋っちゃったから…… 梓「……はい」グスッ 唯「……別に、何もしてないよ」 梓「……え」 ……気づいてないみたい。 唯「ただね、昨日言った通り」 梓「……」 私は、できるだけ淡々と喋り、威圧感をあずにゃんに与えるように努めた。 怯えた表情のあずにゃんを見てると、どうやらこの努力は実っているらしい。 唯「私はね、中野さんの事が大っ嫌い、なんだよ」 梓「……!」 出た、本日最大の嘘。大嘘。 唯「ていうか、すぐにそうやって泣くところ?そこも嫌いかも」 梓「……っ……グスッ……」ポロ……ポロ…… ……またあずにゃんが泣いちゃった。 あずにゃんが泣いちゃうのは本当に嫌なのに。 私はあずにゃんの笑ってる顔が大好きなのに…… 唯「……でもね、中野さん。私に嫌われても泣かずに済む方法があるんだよ?」 梓「っ……グスッ……ふぇっ……?」 淡々と、私は意地悪く喋る。 唯「……中野さんも、私のこと大嫌いになれば良いんだよ」 梓「……え」 そして、自分の心を、壊す。 ……今の私は、どんな顔をしてるんだろ? ガチャッ 突然、部室の扉が開いた。扉の向こうにいたのは…… 唯「……りっちゃんたち、来てたんだ」 律「お前、梓になんて言った」 ……ありゃりゃ。やっぱり扉の向こうで聞き耳立ててたみたいだね。 ……こんなりっちゃんの怒った顔。澪ちゃんと喧嘩したときぶりだよ。 唯「やーん♪ りっちゃんのいけずぅ そんな怒っちゃいやあん♪」 律「ふざけんな!梓がどんな気持ちでお前に話かけたかわかってんのかよ!」 いつものノリで話しかけたらキレられちゃった。 まあ当たり前か…… 唯「わかってるよお……だから答えてあげたんじゃん」 でもさ、わかってよ。 りっちゃんが本気であずにゃんを想って私を責めてるのもわかるけどさ。 紬「唯ちゃん……!なんで……」 不安そうな顔して私を責めるムギちゃんもさ。 唯「……もぉ、何回も言わせないでよお。だから私は中野さんが……」 澪「もうやめてえっ!!」 唯「……!」 澪「もうやめてよおっ……グスッ」 律「澪……」 ほら、澪ちゃんなんてさ。この空気そのものに耐えられなくなって泣き出しちゃったじゃん。 はいはい。悪いのは全部私ですよーだ。 ……そうだよ、悪いのは全部私。悪い空気作ったのも怒られるようなことしたのも全部私。 全部 ぜんぶ ぜーんぶ。 私が悪いのです。ふんす! 主な被害者はあずにゃんだね。 ……でもさ、 誰か 誰かだけでいいから わかってよ…… 私のことも…… わかってよ……っ! 梓「……みなさんごめんなさい、私今日帰りますね」 気まずい雰囲気の中、あずにゃんがポツリと言った。 よし、けーれけーれ 紬「梓ちゃん……」 唯「あーあ、中野さん練習せずに帰っちゃうんだー。調子こいてるー」 ガタン! 追い討ちをかけるように私が言うと、思い切り壁を殴る音が聞こえた。 音がした方向には、りっちゃんが立っていた。 律「……お前黙ってろ」 唯「……」 うわ、超こわい。 これ以上何か言ったら本気で殴られそう。あっ澪ちゃん超怖がってる。 梓「……唯先輩」 唯「……なに?」 そんな空気の中、あずにゃんが私に話しかけてきた。 私はすこし驚きながら、あずにゃんの方を向き、返事をした。 梓「……私、唯先輩の言うとおりにします」 唯「……え?」 律澪紬「……?」 一瞬、訳がわからなかった。 えっ?私何か言ったっけ。さっきからいっぱいいっぱいだから思いつきで喋ってんだよねー もちろん、みんなも意味がわかってないっぽい。 そして、私があずにゃんの言葉の意味を理解する前に―。 梓「……私、唯先輩のこと大嫌いになります。……どっか、私から見えないところに消えてください」 唯「……!」 あっ あっ、あっ あーはい。そうね。 さっき言ってたね。「中野さんも私のこと嫌いになればいい」って 私が言いだしっぺだったね。 律「おい……」 澪「ちょ……ちょっと」 紬「あ、梓ちゃん!?」 梓「……じゃ、そういうことで」 ガチャ バタン 一瞬の、出来事。 ただそれだけ言うと。あずにゃんはこの部屋から出て行ってしまった。 律「……おい、梓止めにいくぞ」 澪「あ、ああ……」 紬「梓ちゃん……」 りっちゃんが、何か言ってるや。 でも、何の話してるのかよくわかんない。 唯「……」 律「……唯、お前はここにいろ」 唯「……なんで?」 ……ねえ。ほんとに なんで? なんでこうなっちゃったの? あっ、 そうか わたしのせいか …… ……てへっ 律「……いいから」 澪「おい、早くしないと……」 律「ああ、行こう」 ガチャ バタン 他のみんなも、部室から出て行った。 私だけが残っている。 唯「……」 みんな、いない。 唯「くふふふふ……あはははははは!」 あずにゃんもいない。 唯「あははははははは」 唯「あははははっあ……あ゛ははは……」ポロ……ポロ…… あずにゃんは、もうわたしのまえに、いない。 あっ、もうむり。げんかい …… 紬「ふぅ……はあ……」 飛び出していった梓ちゃんを引き止めるために、 私とりっちゃん、澪ちゃんは手分けして学校の中を探すことにした。 りっちゃんが一階の生徒玄関を。澪ちゃんは2年生の教室の周りを。 そして私は今は人の少ない特別教室の集まる棟を中心に探している。 しかし梓ちゃんの姿はどこにも見えず、人のいない廊下を私はうろうろしているだけだった。 どうしよう……どうしよう…… 「あらー?ムギちゃん何してるの?」 私がおろおろしていると、不意に背中から声をかけられた。 ビクリと驚き、振り返ると、そこにいたのは…… さわ子「軽音部はどうしたのよー。まさか今日の活動はかくれんぼとか?」 のんきそうな顔をしているさわ子先生が立っていた。 紬「さっ、さわこ先生」 さわ子「あっ、まさかかくれんぼで最後に勝った人が一番おいしいおやつ貰えるとかってやってんじゃないでしょうね」 紬「ちっ、違うんです。あの、その」 私は、さわこ先生に今の状況を説明していいものか考えた。 説明すれば梓ちゃんを探すのを協力してもらえるかもしれないが―― でも、先生に話すことで今度は唯ちゃんの行動が問題に見られるかもしれない。 さわ子「遊ぶのもいいけど、ちゃんと部活もしなさいよね。あ、でも今日のおやつを食べてから――」 紬「せんせいっ!」 私は思わず大声を出してしまった。 先生は言葉を止め、私をじっと見つめた。 さわ子「……なにかあったの?」 3
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突然大きく息を吸い込んだかと思ったらそう叫んだ彼女。 そしてその海を眺めながら冷静に言う私。 「……見ればわかる」 誰がどうみても海だ。Seaだ。 言い返してきた彼女。 「だって澪!海だぞ海!海を見たら叫びたくなるだろ!?」 「いや、別に」 …でもそう言われるとちょっと叫んでみたいかもしれない。 「なんだよー、みーおー、一緒に叫ぼうよー」 潮の香りがする風が私と彼女の髪を揺らした。 「…私はいい」 ちぇっ。じゃあいいよ、私一人でもっかいやるから そう言って彼女はまた息を大きく吸い込んだ。 スゥーー… 「「海だぁぁあああ!!」」 つい私もやってしまった。 ああ、やっぱり。 数秒の驚きの表情の後、彼女の顔にはニターッとした人を小馬鹿にした笑みが張り付いていた。 「あ~れ~?澪しゃんは別にやりたくなかったんじゃなかったっけ~?」 「…気が変わった」 「またまた~強がっちゃって~! なんだよやりたいならやりたいって言~え~よ~。私寂しかったぞ?」 「う、うるさい!というか何で海なんだ!まだ五月だろ!?」 喋り方と表情にイラッとした私は話を逸らし、今日は何故こんなとこに連れてきたのかという理由を聞こうとした。 彼女には何も聞かされず家から引っ張り出され、切符を買わされ、電車に乗せられ、駅からここまで歩かせられた。 彼女は真面目な表情になり海に来た理由ではなく質問を私に返してきた。 「…澪、今日が何の日か知ってるか…?」 今日…?五月八日か…確か朝、テレビで観たのは… 「世界赤十字デー?」 「ちがーう!んなわけあるか!何の日なんだよ!」 こっちが聞きたい。今日は何の日なんだ。 私も彼女も誕生日は五月とは無縁だ。 他に思い当たる人物もいない。 答えの見当もつかない私に彼女は溜息をついた。 「…ハァ…今日はゴールデンウイークの最終日だろ?」 「なんだそんなことか…」 もっとちゃんとした答えを期待していた。 「そんなことってなんだよ!連休今日で終わっちゃうんだぞ!?」 「だからそれがどうしたんだ。連休最終日と海になんの関係がある」 私がそういうと彼女は顔を下に向けて黙ってしまった。 ちょっと今の言い方はキツかっただろうか… 「………思い出作りだよ」 「思い出作り?」 ちょっと拗ねた声で海に来た理由をやっと明かした彼女。そして聞き返す私。 「…だ、だって今年はあんまりみんなと遊びに行けなかっただろ?」 「練習もしてないな」 「と、とにかく!高校生活は今年で最後なんだぞ!」 「まあ確かにそうだな…」 思い出作りなんて事を彼女が考えていたなんてちょっと意外だ。 彼女の言う通り私たちの高校生活は今年で最後。 運動部の子たちは夏頃にはみんな引退だし、私たちだって文化祭が終わったら引退なんだろう。 「でも思い出作りなら今日は他の皆も誘えば良かったんじゃないか?」 「ま、まあそうなんだけど… 今日は澪と二人で来たかったの!」 ……今日の彼女は何を考えているのかいつも以上によくわからない。 私と来たかった…? 「でもやっぱりみんなと来た方が良かったろ」 「いいのっ!今年はやっと澪とおんなじクラスになれたわけだし。 それに他のみんなとはどうせ夏合宿でまた海に行くからさ!」 「それでいいのか?」 考えているんだか何も考えていないんだか… 「いいんだよ!ほら澪!あの夕日に向かってダッシュだ!」 彼女はそう言って私の肩を叩き、まだまだ空高く昇っている太陽に向けて指を指した。 今日も彼女は元気なようだ。 「まだ夕日じゃないぞ」 「行くぞ澪!」 そう言うと本当に走り出した。 私の言葉は聞いていないようだ。 私も砂浜の上の彼女の後ろ姿を追いかけようとする。 って、あれ?もうあんな遠くにいる。 「ま、待って!置いてくな!り~つ~!!」 突然走り出した時と同じように、彼女は突然立ち止まって私を待っていた。 横髪が汗で顔にくっついている。 「ハァ…ハァ…ったく…なんでいきなり走り出すんだよ……」 私たち以外誰もいない砂浜。 そしてそこで肩で息をしている私。 「だってさ夕日を見たら走りたくなるだろ?」 海を見たら叫びたくなるの次はこれか。 「別にならない!っていうかまだ夕日じゃない!」 「怒るなよ澪」 「べ、別に怒ってるわけじゃ…」 つい怒鳴ってしまったが怒っているわけじゃない。本当だ。 彼女だけにはどうも強くでてしまう。 「本当かぁ?溜め込むのはお肌に悪いぞ澪」 言いながら彼女は履いていた靴と靴下を脱いでいた。 「ほら、澪も脱げよ。海入ろうぜ」 「いや、私もお前も水着持ってきてないだろ?」 それに五月の海は泳ぐにはむいていないだろう。 「誰も泳ごうだなんて言ってないだろ。歩くだけだよ」 ズボンの裾を捲り上げつつ彼女はそう言った。 「なんだ、そういうことか」 私も彼女に倣って裸足になった。 砂を踏みしめる感触が気持ちいい。 最近元気になってきた太陽の暑さと走った時に身体に溜まった熱が足下から五月の海に流れ出す。 海面は太陽の光が反射してキラキラしている。 素敵な景色だなと思っていると彼女が声をかけてきた。 「なあ、最近どう?」 「まあぼちぼち…かな」 こういう問いかけにはなんて答えるのがいいのだろう。 新学期になって一ヶ月程度。 別段変わったことはないのでとりあえずこう答える。 「そうか…なら良かった」 何が良かったんだろう。 脱いだ靴を手に持って彼女と二人で海岸沿いを歩く。 歩きながら波の音に耳をすませていると前を歩く彼女が私の方を振り返らずに言った。 「私達って今年三年生じゃん?」 「まあそうだな」 「だから私らもうすぐ卒業じゃん?」 「…そうだな」 今まであまり卒業のことなんて考えないようにしていたが彼女の方からこの話題を出してくるとは。 「…私らが引退して卒業したら梓は一人になっちゃうんだよな」 ……… 私は黙ってしまった。 私だって来年の軽音部の事を考えた事がないわけじゃない。 三年生の私たちがいなくなったらあの部室に一人になってしまう後輩。 「梓のために私たち何ができるんだろうって、最近ずっと悩んでてさ」 そう言って彼女は水平線の方を見た。 その横顔は弱々しくて、なんだかとっても彼女らしくない。 彼女がそんな事を悩んでいたなんて。 一番近くにいるつもりだったが気がつかなかった。 ここは私が何か言わなくちゃいけない。 一人で悩んでいた彼女の力になりたい。 私は立ち止まって彼女の背中に向かって言った。 「まだ時間はあるさ!!」 つい声が大きくなった。 「え?」 突然大声を上げた私に、驚いた表情で振り向いた彼女。 「そうだよ…まだ時間はあるじゃないか…だからさ、ゆっくり考えよう?私たちみんなでさ!」 前半部分は彼女というよりは自分に言いきかせているような言葉だ。 彼女はそれに少し考えるような表情をしてから彼女も大声で私に言い返した。 「……ああ、そうだな!!」 負けじとより大きな声で叫ぶ私。 「絶対成功させよう!!文化祭!!」 とにかく梓の為にも私たちの為にも… 「ああ、そうだな!!」 そう言った彼女の顔は明るかった。 やっぱり彼女に悩み事は似合わない。 そう思いながら彼女に歩み寄る。 「いきなりどうしたんだよ、澪らしくない」 彼女に追いついたところで彼女が言う。 私にもよくわからない。なんでだろう。 「海だから……かな?」 「どういう事だよそれ」 そう言って彼女はケラケラと笑った。 私もつられて笑う。 その後も海岸沿いを裸足で歩きながらいろんな話をした。 後輩の事、部活の事、受験の事、連休中の事、音楽の事、最近夢中になっている事。 二人でこんなに話したのはいつ以来だろう。 いつも一緒にいた気がしたけど私が思っていた以上に私は彼女の事について知らなかった。 彼女と一緒にいることが多いというよりも部活の皆と一緒にいるという方が正しいのかもしれない。 「あっ!澪、サメだ!」 唐突に彼女が言った。 「ひぃ!どっ、どこ!?」 慌てて浜に逃げる私。 「嘘だよ、サメなんているわけないだろ」 そう言って彼女はまたケラケラと笑った。 むぅーと頬を膨らませて彼女を睨む。 いじけた私はその場にしゃがみ込んでもう疲れた歩けないと主張した。 彼女は辺りを見渡すと、上の道路から海岸へ下るコンクリートの階段を指差して言った 「あそこにちょっと座るか」 2